kurashiの暮らし

シンプル思考でちょうどいい暮らしを見つけよう

気持ちがいいからルーティンになる

「ルーティンを教えてください」と言われることがある。

 

ルーティンって、決まった手順、お決まりの所作、日課などの意味があるみたい。以前は「やらなければならないこと」みたいな義務的なイメージが大きくて、毎日やっていることはあっても、ルーティンとして意識したことは無かった。

 


毎日やっていることを書き出してみたら、義務でやっていることは一つも無く、やりたくてやっていることばかりだなって気付く。

 


■■朝■■

朝シャワーを浴びる

掃除機をかける(脱衣所と寝室)

白湯を飲む

ラジオを聞く(支度時)

 

→考えたい、インプットしたい時は運転時に聴くようにしている

 

■■夜■■

照度を下げる

お気に入りのYouTubeを見る(聞くに近い)

アロマキャンドルを灯す

入浴時は灯りをつけない

白湯を飲む

ルームスプレーをひと吹き

ラジオを聞く

ストレッチをする(たまにプランク

 


朝は仕事モードに気持ちを切り替えるために、夜はリラックスするために、自分にとっての「快刺激」を感覚に入れているのだと思う。そして、快刺激だからこそ毎日続いてルーティンになるんだな。

 


自分にとっての暮らしの定番やルーティンを作りたい人は、自分にとっての快刺激が何なのか実態把握することをオススメする。

 

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ちなみ自分の特徴は

・視覚と聴覚が敏感(照度と音量音質にはこだわる)

・どちらかといえば聴覚優位(情報は映像より音声の方が入る)

・触覚が敏感(衣服の素材や室温にこだわる)

・固有感覚に鈍麻さあり(微細な動きが苦手なので、モノの取り出しや収納に工夫をする)

・前庭感覚が敏感(空間を捉えることができるから整理整頓は得意な方だと思う)

 


これらの特徴から、自分にとっての快適な暮らしを作っている。いくら健康のためであっても、快刺激でないと続かないので「気持ちいいな~」「楽しいな~」と思える何かを考えた方が良い。ちなみに寝る前に行なっているストレッチは気持ちいいから続いている。筋トレは苦しいので何度もトライしたが続かなかった。

 


まとまりませんが、気持ちいいことは続くということ。何が気持ちいいかは、その人の感覚によって変わるということ。

 


感覚についてはまた今度取り上げたい。

 

捨てたくないモノ

「俺たちと一緒にバンドやらない?」

 

高校の同じ学年で、違うクラスの2人組から声をかけられた。

吹奏楽部のステージ発表でドラムを叩いている僕を見て、彼らはスカウトしてきたのだ。話したこともない彼らから急に声をかけられてびっくりして、返答に困ったことを憶えている。

 

びっくりしたのは急に声をかけられただけではない。人付き合いが苦手で引っ込み思案だった僕は、同じ学年に友達がほとんどいなかった(正確には、趣味の合う友達がいなかった、というかんじかな)。同級生からは「あいつ何考えてるかわかんないよな」と思われていた(言われていた)。同級生社会に馴染んでいない僕が、同じ学年の、しかも違うクラスの人たちから声をかけられるなんて思ってもみなかったから、余計にびっくりだったのだ。

 

当時、奥田民生率いるユニコーンというバンドが大好きで、彼らも大ファンだということが判明。勢いで「バンドやるよ」と引き受けた。なにせ、同じ学年に気の合う友達ができたのだから、やるっきゃない。彼らは休み時間や廊下ですれ違う度に、気さくに話しかけてくれたり、ハイタッチを求めてきたり、ウインクしてきたり(笑)。嗚呼、同級生に気の合う仲間がいるとこんなにも学校生活が豊かになるのか、と心がじんわりとした。

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夏休みに入っていよいよバンドの練習が始まる。自宅からは自転車で1時間くらいかかるスタジオまで汗だくで通った。僕はドラムなので歌は歌わない。あいつらはマイクに向かってお世辞にもうまいとは言えない歌を歌っていた(絶対俺のがうまいぞマイクよこせ!と思ったがドラムに徹した)。「素晴らしい日々」「自転車泥棒」「逆光」などの名曲を演奏する。1曲演奏し終えると「や〜気持ちいいね」「ここの歌詞がいいよね!」なんて言い合って、次の曲が始まる。うまくなるための練習なんてしない。ただ気持ちよくユニコーンに成り代わりたいだけの時間。楽しい時間。

 

実はこの夏、高校3年生の夏だったのである。そう、受験。バンドなんてやってる場合じゃない。僕は音楽大学を受験するために専攻する楽器のレッスンや勉強で割と忙しかった。それでも、声をかけてもらって嬉しかったから、親に内緒で合間を縫ってバンドの練習に参加していた。ちなみに彼らは「俺たち専門学校に行くよ。勉強は面倒だからいいや」と言って、夏を謳歌しようとしていた。

 

ある日のバンド練習日。約束時間にスタジオへ行くも2人はいない。公衆電話から電話をすると「え?今日だっけ?やべーもしかしたら日にち間違えて伝えてたかも〜ごめん」と寝ぼけた声であいつが言った。その日はバンド練習の後に、受験で専攻する楽器のレッスンもあり、楽器を担いで汗だくでスタジオまで行ったのだ。疲れと、あいつの呑気な声にイラっとしたのだろう。

「お前らの受験は忙しくないかもしれねえけど、俺は忙しい合間を縫って練習に参加してんだよ!人の時間を奪うな!俺の今日のこの時間を返せ!」

と、電話越しに怒鳴り散らかした。あいつは「ごめん」と申し訳無さそうに言う。

「バンドやめる!」と啖呵切って、あいつらとの夏はあっけなく終わった。

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夏休みが明けて9月。2学期が始まった。廊下ですれ違っても、前みたいにやりとりすることは無くなった。むしろ「こっち見るな」みたいな態度を僕が取っていた気がする。ようやく気の合う仲間ができたと思ったのに、その仲間に裏切られたって思っちゃったのかもしれない。呼ばれて、頭を下げられたような気もするが、きっとその時は許さなかった気がする。あいつらには申し訳ことをしたなと、今は思う。

 

数ヶ月して秋の文化祭。吹奏楽部のステージ発表があった。全校生徒を前に緊張したのを憶えている。曲は「コパカバーナ」というラテンなノリの曲で、前奏と中間部分にドラムのソロがあった。難しいソロパートを何とかクリア。演奏が終わると吹奏楽部に拍手が送られる。本番を終えた安心感と達成感でテンションがマックスな中、拍手に混ざって誰かの叫ぶ声が聞こえた。会場もザワザワ。吹奏楽部もザワザワ。周りの部員が僕の方を見て「お前の名前叫ばれてるじゃん」と笑われた。ん?よく聞くと「○○○〜!!!!」「○○○サイコー!」と、バカデカイ声であいつらが俺の名前を叫んでいた。一方的に関係を断ち、感じの悪い態度を取っていた僕に、あいつらは拍手とエールを送ってくれた。しかも、めちゃくちゃいい笑顔で、立ち上がって、ジャンプしながら叫んでた。

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本番の後、廊下ですれ違いざまにあいつらから「サイコー」と声をかけられて、その時僕がどんな反応をしたのかは憶えていないけど、それがあいつらとの最後の記憶。受験も忙しかったし、何より素直になれず、素っ気ない態度を取り続け、そのまま卒業したんじゃないかと思う。

 

あの時、素直になれていたら、きっともっとずっと長く、仲間でいられたんじゃないかな、と後悔している。

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分厚く重い高校の卒業アルバムと、バンド練習で使っていたドラムのスティックは、今でも手元に残っている。

連絡先も知らない、名前で検索してもSNSでヒットしないあいつら2人のことを、夏になると、アルバムやスティックを見て思い出しちゃう。

きっとこの先、自分の中でのモノの最適量や好み、引っ越して住む場所が変わったとしても、メモリーとストーリーの詰まったアルバムとスティックは手放さないと思う。画像で残すとかじゃなく、見て触れて、五感全部で思い出したいから。

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気分転換の手段を用意しておく(お茶編)

年度末。終わりが見えない仕事に途方に暮れつつ、何とか毎日を過ごしている。

週末にどこかへ出掛けることが難しいご時世だし、小さな励みや気分転換方法があるとモチベーションの維持につながるかも?

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いくつかあるスイッチングの手段に「お茶」がある。自分はコーヒーが飲めないので、専らお茶。何種類か用意しておいて「今日は何を飲もうかな」と迷ったりするのも気分転換になったりする。

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・国産大豆の黒豆茶無印良品

・レモンマートルティー(日本創健)

・やさしいデカフェ紅茶アールグレイ(日本緑茶センター株式会社)

・政所 平番茶(にほんちゃギャラリーおかむら)

 

最近はこの4種類。

頑張らなくても手に入るモノと、ちょっと頑張って手に入れるモノを用意している。

 

 

最近の一番のお気に入りはレモンマートルティー。オーストラリアの熱帯雨林で自生するハーブで、ユーカリティーツリー、マヌカと同じフトモモ科に属する植物らしい。レモンよりもレモンらしい香りがするハーブ、とパッケージに記されているが、本当にレモンの爽やかな香り。苦味や酸味は無くすっきりした味わい。気分転換には持ってこいである。

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やさしいデカフェ紅茶は、近所のドラッグストアやスーパーで手に入るお茶。アールグレイの香りにとっても癒される。お手頃価格で、こんなに香りが楽しめるとは。カフェインゼロだから寝る前に飲めるというのもまた嬉しい。職場でもこれを愛飲している。

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以前はアイラブレモン(ビゲロー社)というお茶が好きで良く飲んでいたが、最近取り扱いがどこにもなくて悲しい。

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お茶は、無印良品のケースに入れて収納。飲みたい時にサッと取り出せて便利。来客時には、ケースごと出して選んでもらうようにしている。

お茶ケースは2つあって、もうひとつは夏の麦茶となた豆茶(鼻詰まりに効く)がストックしてある。

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所有するモノの数が増えるという点でストックするのは好きではないけれど、数の把握と取り出しやすさをクリアできればOK。

 

 

さて。明日の朝は何を飲もうかな。

 

 

 

 

 

洋服の手放しが減った理由

ミニマリストにしては洋服を多く持っている。クローゼットに並ぶ一軍の洋服を眺めてときめいたりしている。

 

以前は欲しい服が見つかっても、値段が高いとそれに似た形と色の「安い方」を選び、買う。でも結局「似たモノ」であって本当に欲しいモノとは違うのだ。ときめいて気持ちよく着るのは最初だけで「やっぱり違うな」と割と短いスパンで着なくなり、手放してはまた「似たモノ」を買い、「似たモノ」を手放すのスパイラルであった。

 

本当に気に入った服を迎え入れることよりも「ワードローブの多さ」を求めていたような気がする。

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一昨年の冬にどうしても欲しいコートと出会い、安物買いの銭失い根性をねじ伏せて清水の舞台から飛び降りる思いで(大袈裟)購入。着心地やシルエットが最高で、これは長いお付き合いになると確信した。着込んで生地がクタっとなる様子も色気があり、安物の「劣化」とは明らかに違う。これが経年変化というやつなのか?ふむふむ、と家でひとりしばらく眺めることもあった。

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このコートを皮切りに、どうしても欲しいと思った服は妥協せずに買うことにした(お金持ちじゃ無いから厳選して)。

するとどうだろう。クローゼットの中は一軍揃いになり、どれもこれも着たい服だけになった。「どうしても欲しい」と想って迎え入れたので、いつまで経っても二軍落ちすることはない。そして、手元にはお気に入りしかないので「もっと欲しい!もっと多く欲しいんだよ!」という衝動的炎はともしびを絶やしていったのである。

 

 

 

「似たモノ」を爆買いしていた時は、モノに存在する「ストーリー」なんてものは皆無であったことに気付く。ストーリーが無いわけだから「メモリー」が育まれるわけもなく、容易く手放してしまうわけだ。

 

人は気分が変わるから「この服の気分じゃないんだよな」という時期はやってくるが、ストーリーとメモリーが存在する服たちを手放すことはしない。いわゆる「寝かせる」ってやつをする。しかも、収納の奥の奥には仕舞わず、見えるところで眠らせている(これポイントだと思う)。

 

今着ている服 → アクティブ領域

寝かせている服 → スタンバイ領域

 

スタンバイ領域はモノがすぐに活かせる状態に保存されている状態。

 

見えない場所や、すぐに取り出せない場所に収納すると、存在を忘れてしまってスタンバイ領域から「プロパティ領域」になってしまうから注意が必要だ。

プロパティ領域とは、所有しているだけですぐに活かせる状態に無いモノが多い状態。ただあるだけの状態だ。また、仕舞いっぱなしになると同じモノを再び買ってしまうなど「適正量」を超える事象が発生しやすいからこれまた注意が必要。

 

 

この件をきっかけに、すっきり暮らすポイントは「手放す」よりも「迎え入れる」時の判断が肝心なのだと気付いた。

ミニマリストを目指す皆さん。大事なのは断捨離よりも「消費行動パターン」にありです。

 

 

 

 

床でのゴロゴロ生活がもたらす影響とは

「ラグやカーペットがないと掃除が圧倒的にし易くなる」と言ってきましたが、それだけじゃない変化が自分にはありました。

 

以前はラグやカーペット、冬場はホットカーペットを使用していて、床でゴロゴロ。床生活は気持ちのいいものでした。

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しかしながらデメリットとしては「活動の切り替えが鈍る」という点が挙げられます。

 

さてごはんを作ろうか、掃除をしようか、洗濯をしようかと考えるも、寝転がっている状態から起き上がる際の粗大運動は、思っている以上に苦痛なものです。

 

結構な決意が必要だったりするし、気持ちや身体が切り替わるのに相当な遅延が発生します。

 

私がこの家に引っ越してきた途端にホットカーペットは壊れて処分。それを機にソファ生活がスタート。ソファでの座位から立位への運動は、寝転がっている状態からの立位への運動と比べたら圧倒的にスイッチングはスムースなわけです。

 

モノが減って思考の整理ができたり、整理整頓の時間が減って自分時間に費やせるようになったことで、「暮らしが好きになった」「まったり以外のおうち時間レパートリーが増えた」「外出をよくするようになった」のですが、生活動作の変化こそ、今の暮らしを支えるポイントなのではないかと気付きました。

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とは言え、寒い冬のリビング事情はばっちり解決はしていないし、ホットカーペットやこたつの「嗚呼、人間ダメになる」感覚もまた幸せ。

 

自分の特性を理解したうえで、どちらが豊かな暮らしになるのか。

 

んー。いまはソファ生活かな。
意志が弱く、活動の切り替えに時間を要する自分には、あの「魔のあたたかアイテム」は毒になる気がして。

実家の問題あれこれ

明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します。

 今年は更新頻度を上げていけたらいいな。。。。

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 実家のお風呂が・・・

 

今年のお正月は自宅でのんびりお籠する予定だったのですが、急遽帰省することになりました。実家のお風呂の水道管劣化による水漏れ、給湯器の故障などが発生したのです。応急処置でこの冬は乗り越えられそうだが、近々ユニットバスごと交換しなければならない状況とのこと。電話越しに「こういうの買おうと思ってるの」と母に言われても、手元に資料がない状態で話を聞いてもよくわからないし、自宅の状況を直接見て把握したいし、大きな金額が出ていく買い物なので会って確認しなければなりません。

 

コロナが猛威を振るっている中での帰省は正直悩みました。しかし、母はもう70代後半。ひとりで選ぶ、決める、手続きするなどが難しくなってきているのです。

 

細心の注意を払って帰省することに決めました。

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年を取るごとに判断は鈍る

 

実家に到着するなり劣化状況の確認。ざっくりには

・排水管は応急処置済。交換は必須。

・灯油式ボイラー。故障寸前。交換は必須。交換するならガス式ボイラー。

・ユニットバスはまだ使えるが非常に古いし寒い。あと数年で交換必要かも。

 

母は業者に給湯器の見積書を出してもらったそう。2つのタイプの給湯器の見積もりを比較するとこんなかんじ。

 

見積書① 合計122,600円

見積書② 合計251,400円 ※両方とも給湯機器、リモコン、排水管、ガスコックなど込みでの金額。

 

①と②の見積金額に10万円以上の違いがありました。業者はもちろん高い金額のボイラーを母に勧めていましたが、2つのプランの違いについて説明は為されていませんでした。性能にどんな違いがあるのか?母にとって必要な機能は何なのか?安い方のボイラーで事足りるのか足りないのか?高い方にすると母にとってどんなメリットがあるのか?

 

母は呑気に「どうせ変えるなら、イイ方にしたいじゃない?」と言い放つ。

イイ方、とは?詳細を確認していない現時点では「売り手にとってイイ方」になってしまっている。

 

 築40年以上経過している私の実家。至急の交換は必要ないにせよ、ユニットバスもだいぶ古いのです(今までよく交換することなく使っていたと感心する)。どうせなら給湯器、ユニットバスとも一緒に交換してしまった方がいいかもしれない、と母に提案。

 

すると母は「もしお風呂も交換するとしたら、これどお?お買い得だと思うの」とホームセンターのチラシを母が見せてきました。

お風呂+洗面台+節水トイレのセットで98万円!の箇所にマジックで大きく○印。

 

洗面台は数年前に交換してまだ新しいと言える状態なのに交換する必要あるの?

トイレも古くないのに交換しなくちゃいけないの?

なぜ?なぜなぜなぜ?!何故そのプランがいいと思ったのか!

 

・単品だと割高になる(割高というワードにやられた)

・セットだと安くなる(セット・安いというワードにやられた)

・ホームセンターの人がおススメしていた(すぐ人を信じる)

 

などの理由からそれがイイと思ったそうで。そして合計金額の高さに関してはもう麻痺して疑うことをしていなかったし、そういうものだと思っているようでした。まんまと売り手の意図に乗っかっている母なのです。。。。

 

母も母ですが、でもさ、でもさ、ひとりで暮らすお年寄りに、最善のサービスを提供していない売り手さんにガッカリしました。ガッカリ。。。 

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実家を所有することの大変さ

 

ユニットバスも給湯器も別々のメーカーで購入した方が安く上がるかもしれないことや、母に必要な機能だけあればいい旨を伝え(使わない機能があっても仕方がない)、今後の方向性や母と私の役割分担を確認。何とか見通しを持つことができました。 

 

 

今回は給湯器とユニットバス案件でしたが、それ以外にも色々と発生している我が実家。いずれ実家に帰るかもな~なんて呑気に呟いていたけれど、私が住む家と実家の2つを管理するってやっぱり大変。育った家がある、帰る場所があるって幸せなことなんだけど、それを維持するとなるとね。。。。。

お金のこともそうだけど、母がひとりで判断してやりくりすることの難しさが少しずつ増えていくよな、と痛感です。

 

母が大切にしているあの家を、母の気持ちを大切にしながら守っていきたい(守っていけるのか?不安、、、、、)。

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さて今回の帰省ですが、こんなご時世ということもあり、食事と上記案件の確認を済ませたら私はビジネスホテルへ。気休め程度の配慮なのですが、同じ空間で長い時間過ごさないようにしました。お正月なのに世知辛いですね。しかし、電話だと埒が明かなかった今回の案件だったので、直接話し合うことができて安心。放置していたらとんでもない額のお金が出ていったかもしれない。

 

翌日、帰る前に昼食を一緒に食べようと誘うと「駅伝観たいから」と難色を示す母。「コロナで会えないと寂しい」って言っていたのに、駅伝に負けた息子なのでした。もう!

 

ミニマリストに聞いてみた 2

久々に更新。「ミニマリストに聞いてみた」シリーズ第2弾。

 

今回はムジラーとしても知られるmaguさん。インスタグラムでも大人気の方です。

 

精力的にインスタライブで無印良品の商品やご自分のパーソナリティーを発信しているmaguさん。穏やかだけどユーモアたっぷりでとっても魅力的。ムジラーでありながら「すっきり暮らす」を実践されています。そんなmaguさんにインタビューしてみました。

 

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Q すっきりした暮らしをするきっかけは?

ミニマリストとして有名な佐々木典士さんの暮らしをテレビで拝見して「ビビビ!」と感じたんです。これだなと。洗練された様子にかっこいいと感じ、憧れを抱きました。すぐに佐々木さんの本も読みました。

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佐々木さんに憧れてミニマリストを目指す方って多いですよね~。

ちなみに私はやまぐちせいこさんがきっかけでミニマリストを目指しました。

 

 

Q まず何からスタートしたのですか?

とにかく物を捨て始めるところから。アイドルが好きな時代があって、手元にあったアイドルグッズや洋服をはじめに処分しました。かなりの量だったと思います。当時は実家に住んでいたのですが、捨てたはずの物を親が保管していたなんてこともありましたね~。

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急に物を捨て始めて親御さんも不安になったんですかね汗

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そのあと、一人暮らしをスタート。ニトリアイリスオーヤマ、IKEA、ネットショップなどを利用して、白に統一したインテリアに拘っていました。色を白に揃えるもテイストがバラバラで統一感はありませんでした。このころは無印良品へのこだわりもなく。

 

物を少なく暮らしていましたが、住環境が悪く(騒音、陽当たり、居心地)、家に居たくなくて外出することがとても多かったように思います。この家は7か月くらいで引っ越してしいました。

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物量を減らすだけでは、快適な暮らしは手に入らない。

住環境は自分の力だけでどうにかできることでもありませんしね~。

 

 

 

Q 無印良品にハマったのは次のお住まいから?

そうですね。現在の家に引っ越してからです。最初に買ったのは無印良品の折り畳みテーブルです。でも、次にソファが欲しくなっちゃって、テーブルがあると狭くなると思って手放してしまいました。

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ミニマルな暮らしのスタートってトライ&エラーの繰り返し。買ってもしっくりこなっかたり、やっぱりこれじゃなかったって気分になってすぐに手放すとか、あるあるな気がします。

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Q 無印良品の魅力や、使い続ける理由は?

まず、色んなブランドを組み合わせてインテリアを揃えること、判断することに疲れちゃったんですよね。そういう点で無印良品は「衣食住」がすべて揃っていて、あそこに行けばすべてをコンプリートできるからとってもラク。疲れない。自分にとって丁度いい。

インテリアにには拘りたい。でもラクして暮らしたい。選択肢を少なくしたかったんです。

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判断する、選択するってものすごくワーキングメモリーを奪われますからね~。無印良品は、シンプルで丈夫でスタイリッシュで何でも揃う。キングオブミニマルライフな気がします。わかるわかる。

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Q ご自分のパーソナリティをどう分析しています?

凝り性で収集癖があります。ひとつのことに没頭しやすいですね~。神経質でまめな性格。慎重で思慮深いところもあると思います。それから超内向型ですww

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なるほどなるほど。

凝り性で没頭しやすいmaguさんは、自分のライフスタイルにフィットしている無印良品にどハマりしているんでしょうね~★

ライフスタイルって変化するものだから、その時々であれやこれやとまめにアップデートしていくのかな。

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優しい声でていねいに言葉を紡ぐmaguさん。穏やかだけど、自分の暮らしへの拘りは強く持ち、自分の機嫌を上手に取っている様子が印象的でした。過去の失敗経験や、自分の実態をしっかりと把握しているからこそ「丁寧な暮らし」を続けていけるのでしょうね~。

 

大学の時にアカペラサークルでボイパを担当されていたそうで、リクエストしたらボイパを披露してくれるチャーミングなところもまた魅力的!

 

これからも、ムジラーmaguさんから目が離せません。

 

maguさん、ありがとうございました!

Instagram→ @magu.09