kurashiの暮らし

シンプル思考でちょうどいい暮らしを見つけよう

実家の問題あれこれ

明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します。

 今年は更新頻度を上げていけたらいいな。。。。

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 実家のお風呂が・・・

 

今年のお正月は自宅でのんびりお籠する予定だったのですが、急遽帰省することになりました。実家のお風呂の水道管劣化による水漏れ、給湯器の故障などが発生したのです。応急処置でこの冬は乗り越えられそうだが、近々ユニットバスごと交換しなければならない状況とのこと。電話越しに「こういうの買おうと思ってるの」と母に言われても、手元に資料がない状態で話を聞いてもよくわからないし、自宅の状況を直接見て把握したいし、大きな金額が出ていく買い物なので会って確認しなければなりません。

 

コロナが猛威を振るっている中での帰省は正直悩みました。しかし、母はもう70代後半。ひとりで選ぶ、決める、手続きするなどが難しくなってきているのです。

 

細心の注意を払って帰省することに決めました。

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年を取るごとに判断は鈍る

 

実家に到着するなり劣化状況の確認。ざっくりには

・排水管は応急処置済。交換は必須。

・灯油式ボイラー。故障寸前。交換は必須。交換するならガス式ボイラー。

・ユニットバスはまだ使えるが非常に古いし寒い。あと数年で交換必要かも。

 

母は業者に給湯器の見積書を出してもらったそう。2つのタイプの給湯器の見積もりを比較するとこんなかんじ。

 

見積書① 合計122,600円

見積書② 合計251,400円 ※両方とも給湯機器、リモコン、排水管、ガスコックなど込みでの金額。

 

①と②の見積金額に10万円以上の違いがありました。業者はもちろん高い金額のボイラーを母に勧めていましたが、2つのプランの違いについて説明は為されていませんでした。性能にどんな違いがあるのか?母にとって必要な機能は何なのか?安い方のボイラーで事足りるのか足りないのか?高い方にすると母にとってどんなメリットがあるのか?

 

母は呑気に「どうせ変えるなら、イイ方にしたいじゃない?」と言い放つ。

イイ方、とは?詳細を確認していない現時点では「売り手にとってイイ方」になってしまっている。

 

 築40年以上経過している私の実家。至急の交換は必要ないにせよ、ユニットバスもだいぶ古いのです(今までよく交換することなく使っていたと感心する)。どうせなら給湯器、ユニットバスとも一緒に交換してしまった方がいいかもしれない、と母に提案。

 

すると母は「もしお風呂も交換するとしたら、これどお?お買い得だと思うの」とホームセンターのチラシを母が見せてきました。

お風呂+洗面台+節水トイレのセットで98万円!の箇所にマジックで大きく○印。

 

洗面台は数年前に交換してまだ新しいと言える状態なのに交換する必要あるの?

トイレも古くないのに交換しなくちゃいけないの?

なぜ?なぜなぜなぜ?!何故そのプランがいいと思ったのか!

 

・単品だと割高になる(割高というワードにやられた)

・セットだと安くなる(セット・安いというワードにやられた)

・ホームセンターの人がおススメしていた(すぐ人を信じる)

 

などの理由からそれがイイと思ったそうで。そして合計金額の高さに関してはもう麻痺して疑うことをしていなかったし、そういうものだと思っているようでした。まんまと売り手の意図に乗っかっている母なのです。。。。

 

母も母ですが、でもさ、でもさ、ひとりで暮らすお年寄りに、最善のサービスを提供していない売り手さんにガッカリしました。ガッカリ。。。 

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実家を所有することの大変さ

 

ユニットバスも給湯器も別々のメーカーで購入した方が安く上がるかもしれないことや、母に必要な機能だけあればいい旨を伝え(使わない機能があっても仕方がない)、今後の方向性や母と私の役割分担を確認。何とか見通しを持つことができました。 

 

 

今回は給湯器とユニットバス案件でしたが、それ以外にも色々と発生している我が実家。いずれ実家に帰るかもな~なんて呑気に呟いていたけれど、私が住む家と実家の2つを管理するってやっぱり大変。育った家がある、帰る場所があるって幸せなことなんだけど、それを維持するとなるとね。。。。。

お金のこともそうだけど、母がひとりで判断してやりくりすることの難しさが少しずつ増えていくよな、と痛感です。

 

母が大切にしているあの家を、母の気持ちを大切にしながら守っていきたい(守っていけるのか?不安、、、、、)。

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さて今回の帰省ですが、こんなご時世ということもあり、食事と上記案件の確認を済ませたら私はビジネスホテルへ。気休め程度の配慮なのですが、同じ空間で長い時間過ごさないようにしました。お正月なのに世知辛いですね。しかし、電話だと埒が明かなかった今回の案件だったので、直接話し合うことができて安心。放置していたらとんでもない額のお金が出ていったかもしれない。

 

翌日、帰る前に昼食を一緒に食べようと誘うと「駅伝観たいから」と難色を示す母。「コロナで会えないと寂しい」って言っていたのに、駅伝に負けた息子なのでした。もう!